月に1階、私とフローラは赤羽まで出かけます、教会のロザリオの祈りの集いに出かけて行くのです。 つい先日の事でした、やや遅刻になるかなーの状況でわが家を飛び出しました。 まわが町の最寄りJR駅、ここは... 続きを読む
なーおばさん便りⅡ
『冬支度のはじまりです』
2023年の秋は実に慌ただしく過ぎて行きそうです。 すっとんと過酷な暑さの夏がやっと去ったと思ったら、あっという間にキンモクセイの花の香りが透明な空気の中に漂う日が始まりました。 そして今年はどうし... 続きを読む
『2023年秋、なかつち駅舎の風は……』
4日、5日と出かけた小谷村はあまりお天気にはめぐまれなかったのですが、でも約束どおりにうっちゃんが妙高高原から車により子さんを乗せてやってきてくれました。 そして約束どおり糸魚川に向かう途中でなかつ... 続きを読む
『2023年の9月はつらい別れから始まりました』
9月2日の早朝、信頼し心から尊敬していました森司教様がお亡くなりになりました。 その知らせを電話が告げた時、私の頭が真っ白になって、気持ちはドーンとどこかへ落ちていきました。 心がつらく、重いものを... 続きを読む
『夏になると思い出す本』
暑い夏になると思い出す一冊の本があります、それはモーパッサンの《女の一生》です、最初に読んだのが小学六年生の夏でした。 当時高校1年生だった姉の机から内緒で、姉の不在の時に読むのですから、玄関のすぐ... 続きを読む
『78歳、年齢を重ねていくってうれしい事ですね』
この2日で私は78歳の誕生日を迎えました、もうすっかりおばあ、日本のおばあさんですよ。 夏の朝6時30分、その上私は月足らずの早産で、やせていてお猿さんみたいなしわくちゃ顔で、赤ちゃんの時から私はせ... 続きを読む
『社会を変えるのは、私たちの小さな思いです』
先日ランチタイムにスープストックのお店の注文レジに並びました、ガイドの真理子さんと一緒でした。 3歳くらいの女の子でしょうか、私とフローラの周りをピョンピョンはねながら、「ワンちゃんワンワン、ワンち... 続きを読む
『今日6月6日は夫、幸治さんの30回目の命日です』
30年前のこの日、日にちが変わった1時11分、幸治さんは亡くなりました。 最後の言葉はかけつけた私と少学6年生の幹太とで呼びかけた声に、「うん」と応えただけで命のともしびは消えていきました その前日... 続きを読む
『ビタミンファイト』
かつて猛烈に頑張らなければならない私の50代の10年間がありました。 夜の睡眠時間も惜しんで、奥歯をかみしめて、ワープロのキーを叩いて、そして時々とる休憩時間には必ず大沢在昌の本を読むのです。 スリル... 続きを読む
『お母さん、元気にしていますか』
京都で清水寺の坂を上がって行きます、それはまるで芋を洗うがごとの込み合っている坂道でした。 そして清水の舞台の上から山科の方に向かって懸命に、盛んに、手を振ります。 山科は私の母が眠っている墓所のあ... 続きを読む