フーちゃんの独り言



わたし郡司フーちゃん

あのね、うちんちのお母さんはお花屋さんのお店を眺めるのが好きみたい、いつも足をとめてお店の中をながめるもの。 今その店先はカーネンションのお花でいっぱい、真っ赤な、ピンク色も色合いが違うのがいっぱい、... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、わたし時々おやつってもらえるようになったんだよ。 うちんちのお母さんが「フーちゃん、おやつだよー!」ってクッキー1枚、それも骨の形したクッキーなんだよ。 これはね、幼稚園の小さなお友達からもら... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、うちんちのお母さんはでたらめ歌がすごーくじょうずなのよ、朝私のごはんタイムが終わって、ワンツータイムに出かける時、ほぼ毎日そのでたらめ歌をうたってくれるわ 気分の良い日はまるで大舞台に立ったオ... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

 あのね、うちんちのお母さんがため息交じりに、「そろそろ行かなきゃあねー」と言い、時々深くため息をついて、「ああ、もう行かなければだわ」と言っていた背中まで伸びた髪の毛の事、重い腰をうんとこしょと上げ... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

 あのね、うちんちのお母さんがまた花のはちを買ったんだよ、今度はピンク色の花がいっぱい咲いている《ベコニア》っていう名前なんだってさ。 「フーちゃん、心さみしい時はね、啄木さんだけじゃあないのよ、やっ... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、うちんちのお母さんの『行くへ不明事件』の補聴器が出てきたんだってさ、よかったねー。 「ほーら、フーちゃん、出てきたわー!」と嬉しい声のお母さん、「どこどこ、どこから出てきたのよー?」と、あわて... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、13日の地震、すごかったんだってね、わたしなーんにも知らないでグーピーグーピー眠っていたのよ。 「フーちゃんはすごい心臓のもちぬしなんだわ、驚くってことないもんねー」と、うちんちのお母さんは言... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

 あのね、わたしお母さんと『サントリーホール』に行ったよ、四谷駅で地下鉄南北線に乗り換えて二つ目の駅、六本木1丁目で降りたんだよ。 「すごいねー、南北線って埼玉から神奈川県まで1本でつながっているんだ... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、うちんちのお母さんの腰の痛いのも、やっと少しよくなってきたみたいなんだよ、よかったねー。 歩いても痛い痛いだったし、立っても座っても痛い痛いだったし、寝ても起きても痛い痛いだったんだよ。 いつ... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、うちんちのお母さんの腰痛がきびしくて、いよいよヨガマットを買ったんだよ、すごーくすてきな紫いろのね。 それをお母さんが広げると、ついつい「わー、わたしもだよー!」って、そこでウロウロパターンと... 続きを読む

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