『コロナワクチン7回目の接種です』

 看護師さんが注射器をもってきたとき、フローラは「えー!」とばかり、横っちょを向いてしらんぷりでした。
そして自分が注射されるのではないとわかったら、大急ぎで、私の膝にあごを乗せてお母さんの私が注射されるのを「わたしじゃあなくて、よかったー!」と、眺めていました。
そして、注射を終えた私を見上げて、「痛かったー?」って顔で見上げていました。
コロナワクチン第7回目接種の日は22度の暖かすぎる空模様の日でした。

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