『鬱々とした日から抜け出ました』

 2021年3月、4月と、私の春はさっぱり狼狽えることばかりでした、落ち込んでいました、このパッパラパーのおばさんですが ・・・・・、やはり他人事では踏ん張れない時もあるようです。
どうして私は許すという事が、受け入れるという事が、委ねるという事ができないにんげんなのだろうか、どうしてこう人間が小さいんだろうか、どうして、どうしての渦巻きの中でもみくちゃになっていたような日々でした。
だから笑顔もなく、ブーッとふくれ面、「母さん、そんな顔していると嫌われちゃうよ」とわが息子幹太と娘のフーちゃんが見上げています。
どうせ生まれた時からこういう顔ですよーと悪態をつきながら、気持ちでは反省ですが、でもでもなかなか素直になれないおばさんの私でした。
4月に復活祭がありました、ハッピー イースター!です。
受難が苦しくつらければ、復活の喜びには満面の喜びをと神父様のお説教もありました。
満面の喜び、それってこういう笑顔、それともこういう笑顔だったーと、夜ベッドの上に腰をかけていろいろな顔をしてみて、にがくわらって、それが涙になった頃、私のハッピー イースター!はやってきました。

【写真】岡本太郎壁画 井の頭線渋谷駅にて【写真】桜の前で(1)【写真】桜の前で(2)

ページの先頭へ
前のページに戻る