6月の最終土曜日、私たちのテクテク遠足は地下鉄江戸川橋駅から地上に出て、まず私の大好きなお店『関口パン屋』さんに立ち寄りました、このお店はフランスパンがおいしいのです。
このパン屋さんは創業100年以上、という事になると ・・・・、昭和の初期、対象の末期からこの場所でパン屋さんだったんだわって、まずはランチのオニオンスープを口に運びながら驚きでした。
でもおじさま店長さんがとてもジェントルで、とてもキュートでパンと同じくらいステキ。
カテドラル教会の聖堂には不思議に誰もいなかったけれど、そこで黙想のひとときを過ごしていると天使たちがフワフワーって私とフローラの周りを取り囲んでくれる雰囲気いっぱいで、うれしかったですねー。
目白通りを途中から左に向かうと、ものすごーい急坂、車止めなんてあったけれど、こんな狭くて急な坂道を誰が自転車で走るっていうのって思いながら、ずるんて尻もちつかないようにフローラと踏ん張って、踏ん張って下って行きます。
神田川のほとり、『肥後細川家のお庭』に出ました、ここは入園料は無しのようで受付窓口もありませんでしたが、とても手入れが行き届いていて、散っている花びら、葉の1枚にも芸術的センスが漂っていました。
そしてとても静か、小鳥たちの鳴き声で気持ちはいやされて、なんだか眠くなってきそうでした。
フローラも家から持って来た水を飲んで、やはり眠そうな顔、「親子でねむくっちゃあこまりますねー」とガイドのKさんと笑いました。
そこからわが故郷のミスター エチゴ、田中さんのお宅の横をかすりながらとにかく目白駅に向かいます、「バスが来たら乗ることにしましょう」と私が言ったけれど、でも私たちの足は止まることもなく『JR・目白駅』に到いてしまいました。
駅近くのカフェに入っていつもの解散会、しかしリックを背負っていた背中の汗が一気に冷風に当たって、なんだか寒くてたまりません、オオあわてでリックからスカーフを出してそれで防寒対策です、しかしとても気持ちのよい汗をたっぷり、爽快な気分で山手線から総武線に乗り換えてわが家に向かうデンシャの中は眠気との戦いとなりました。