わたし郡司フーちゃん

あのねわたしんちにおともだちがやってきたんだよ、その名前は『ミニーちゃん』なんだってさ。
うちんちのお母さんのたんじょうびに、フィーナナちゃんのママからのプレゼントだったのよ、「ミニーちゃんが好きだって言ったでしょ」とね。
「デンポーです!」ってNTTお姉さんが言った時に、うちんちのお母さんが「えー、だれか死んだの??」と、思わずつぶやいてから、あわてて口を両方の手で抑えていたわ。
ビニール袋の中にそのデンポーを持っていたのがこのミニーちゃんだったのよ。
うちんちのおかあさんのお目眼クリクリ、ビックリドウテンの顔がおもわず「あらー、かわいいわねー!」と笑顔になったわ。
そこまではよかったのよ、それから急に怖い顔でわたしにいうのよね、「フーちゃん、『なかよし、なかよし』はいいけれどさ、『カミカミ・なかよし』はダメなんだからね、わかるでしょ?!」ってね。
わたしすぐにピーンときたわ、「おかあさんの大切にしていたお人形さんの足をカミカミ、手もカミカミ、それも2回もしちゃったんだよね、あれがひどーくまずかったかなー・・・・・って、わたしチョピッと反省の巻きだったわよ。

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