私にはたった一人だけれど『おっかけ』がいます、彼女は自分のことを「ななえさんのストーカー」と呼んでもいます。
かなり前に徳島に阿波踊りに出かけた時、焼き鳥屋さんの屋台で出会いました、死ぬほど鶏肉大嫌いなのに、その時は焼き鳥屋にゆかなければならない事情があったのです。
彼女はずーっと、『郡司ななえ、おっかけ美香ちゃん』です。
全日本盲導犬使用者の会大会には、私がリーダーで努めた『鹿児島大会』、『徳島大会』、『埼玉大会』、そして今回の『福島大会』とおっかけ美香ちゃん本領発揮、張り切り娘でした、息子のあっちゃんも一緒に福島にやってきてくれたのです。
でも美香ちゃんは『なきべそ美香ちゃん』でもあります、「旅行会社の社員じゃあないんだからね、ボランティアはそこまでやってあげる必要はないのよ」と私に言われると、すぐに「だってー」と、母親にしかられたかのようにめそめそうるうる『なきべそ美香ちゃん』になってしまうのです。
「もうこれで私の大会は終わりよ」と言うと、「だいじょうぶ、ななえさんを追いかけて時々東京へゆくからね」って、めそめそからあっさり笑顔の愛すべき娘、美香ちゃんになりました。
さあ、どうしたことでしょうか、このおっかけ美香ちゃん、いつまで夢を追いかけて飛び跳ねることができるでしょうか、追いかけられる私も責任重大かなー？？？！！！