あのねわたし、お母さんが呼吸科で喘息の検査をうけるのを一緒に行ったんだよ。
血液検査で血をとって、どれに強く反応を、過敏な反応をするかを調べるんだって。
それってペリラお姉さんの時に受けただけだったんだってさ。
「もし犬のふけに強く反応したらどうしますか」のドクターに、「それよりは家の中をもっと掃除ですねー」と苦笑して答えたうちんちのお母さん、わたしちょっと目うるうるだったわよ。
それなのに、お母さんは言うよ、「あのね、フーちゃんは歯をキッキするのをいやがったりしたらだめよ。
みーんなに人気者、それなのにお口が臭かったら、やはり嫌われちゃうわよ!」、そんなの嫌でしょ?」
そうだねー、そうかもしれないわねー、そうだわ、そうにきまっているわと私の気持ちも変化していくのです。