わたし郡司フーちゃん

 あのね、わたしってお母さんの毛糸のマフラーをカミカミしていて大変な事になっちゃったんだよ。
いっぱいゲゲーって吐いて、その後もなんだか気持ちが悪くて悪くて、なーんにも食べたくなくて、とほほーになっちゃって、お母さんは大あわてでいつものドクターのところに電話をかけて、大急ぎでタクシーでとなったんだけれど ・・・・。
マフラーののこりが小腸につまってしまって、これが出なければ手術となりますってドクターに言われて、お母さんは真っ青、わたしだってどうしようって思ったんだよ。
それからうちんちのお母さんの手がわわたしのお腹にマッサージをする事、する事、そしてついについにそのつまりものが大腸に、そしてうんちになって外へと出たんだよ。
「ああー でたわ、でたわ、よかったねー」となりました。
おかあさんごめんねって言ったら、ありがとうでいいわ、フーちゃんなんてどうせまたいたずらするでしょっていわれちゃったわ。

【写真】優しくフーちゃんに触れる郡司さん

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