1月はいっぱい本を読みました、その中の1冊『小池真理子著 午後の音楽』は久しぶりに読んだ恋愛小説でした。
本当は本の中身などまったく知らないで、『午後の音楽』というタイトルに魅かれて読み始めたのですが・・・・・。
全てメールでの往復のおたより文、そして精神的ラブいっぱいの『大人の恋物語』だったのです。
私は早速『夢見る夢子さん』になって、「まあ、なーんてなーんてすてきなんでしょ!」とつぶやき、大きくため息をひとつ、そして大好きな精神的ラブエッセンスを胸いっぱいにひろげての瞑想のひとときを楽しみます。
70年間表面に出してきた顔のしわを少しでも伸ばすには『栄養クリーム』を厚く塗る夜の身だしなみが必要です、そして70年間の秘め事をためこんできた心のしわを伸ばすには・・・・・、この精神的ラブいっぱいの恋物語がなによりの栄養クリーム、70代の青春をさわやかに生きたいと願うおばさんには必要なのです。
それから私は戸棚を開けて先日買ってきたアールグレー茶のとわいにんぐ缶をとりだします。
缶の封をあけたばかりの茶葉のかぐわしいにおい、それがわが家のリビングにすてきな香りとなって広がってゆきました。