Kさんが言うことには、彼女は元気のでるおやつってものを持っているんだって。
「へー、元気が出ない時に、それを取り出してたべるの?」と私。
彼女は平然として、「そうよ」と応えます。
「えー、なになに」と私はマスクの下の唇をとがらせてたずねます。好奇心いっぱい、興味心いっぱいです。
「それを取り出して食べると・・・・。
「あーら、不思議、まあどうしたんでしょうっていうほどなの?!」
それほどでもねー」とやや彼女は私の気持ちを少しはぐらかしてから、「でもね、それほどの時もあるのよ、だからそれってやはり『元気の出るおやつ』ってものなのよ」とです。
そこで早速私も、そんなの不思議な世界のお話でしょという顔のフーちゃんと一緒に買いに行ったのです、その『元気のでるおやつ』ってものをです。
お母さん、元気がでる前にモリモリーッて太らないでよと、フーちゃんは言っていましたが ・・・・・。