4月にしては暑い空模様の中を上井草下車、徒歩7分って案内の「ちひろ美術館・東京」(岩崎千尋)に行ってきました。
まず商店街のかなりはずれにあった蕎麦庵に入って蕎麦ランチをで一休み、なにしろ腰が痛くてたまらない私なのです。
このお店のお運びのお姉さんは90歳を過ぎているのではと思う雰囲気のおばあちゃんです。
とてもかわいらしくて、エレガントなおばあちゃんなのです。
そしてここの蕎麦屋亭主は息子さんでしょうか、それくらいの年齢の方でした、蕎麦はやや細めでしたが歯ごたえがあっておいしかったです。
それから住宅地をあっちへ曲がり、こっちへ曲がりでずいぶん痛い腰を気にしながら歩って、やっと千尋美術館にたどり着きました。
窓口で、「盲導犬ですね、手足をふいてから入ってください。」と言われました。
室内は人間はそのまま靴をはいてですが、犬は靴をはいていないからなのかしらねーと思いながら持参のタオルでフローラの体と手足をふきました。
絵はとてもかわいらしく千尋さんのロマンいっぱいです、しゃぼんだまを吹いている女の子の絵が欲しかったのだけれど、それはメモ用紙の表紙でしかないと言う事でした、それで絵ハガキを買って帰る事にしました。
まず海辺を犬と走る女の子、草原に寝そべってお手紙を書いている女の子、家のカーテンにくるまっている女の子の絵ハガキを選び出しました。
絵ハガキを買うといつでも、この絵は誰にお手紙をと思うのです。
それが楽しみなひと時でもあります。
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