わたし郡司フーちゃん

あのね、うちんちのお母さんはでたらめ歌がすごーくじょうずなのよ、朝私のごはんタイムが終わって、ワンツータイムに出かける時、ほぼ毎日そのでたらめ歌をうたってくれるわ 気分の良い日はまるで大舞台に立ったオ... 続きを読む



『木瓜の花の事』

 時々病院の帰り道に立ち寄って花を眺める花屋さんの店先に心動かされるちいさな植木鉢を見つけました。 《テーブル・木瓜の木》と書いた紙がついて、小さな白い花が咲いていて、すてきな喫茶店でコーヒー1杯程度... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

 あのね、うちんちのお母さんがため息交じりに、「そろそろ行かなきゃあねー」と言い、時々深くため息をついて、「ああ、もう行かなければだわ」と言っていた背中まで伸びた髪の毛の事、重い腰をうんとこしょと上げ... 続きを読む



『春の香りいっぱいです』

 広島県の山間の道の駅から《ふきのとう》が届きました、以前私が電話で送ってもらえるようにお願いしておいたものです。 それをサーッと湯がいて、細かく切って、すりごまと少々のお醤油、そして隠し味のお砂糖を... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

 あのね、うちんちのお母さんがまた花のはちを買ったんだよ、今度はピンク色の花がいっぱい咲いている《ベコニア》っていう名前なんだってさ。 「フーちゃん、心さみしい時はね、啄木さんだけじゃあないのよ、やっ... 続きを読む



『2月のテクテク遠足は西荻窪でした』

 早春の日差しは暖かで、ついに私はコートを脱ぎました。 西荻窪はたしか以前、7年ほど前にも一回訪ねた事があったような記憶がありましたが、狭い道に車はノロノロ通り、バスは走り、両側のお店はそれなのになん... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、うちんちのお母さんの『行くへ不明事件』の補聴器が出てきたんだってさ、よかったねー。 「ほーら、フーちゃん、出てきたわー!」と嬉しい声のお母さん、「どこどこ、どこから出てきたのよー?」と、あわて... 続きを読む



『朝のコーヒー』

 毎朝フローラの朝ごはんを食べさせながら、私はコーヒーメーカーに豆を入れて、それをブーンとミルで砕いて、ろ紙に移して、水を必要分だけ入れてと、1年365 日毎日やっている事なので、流れるように手が無意... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、13日の地震、すごかったんだってね、わたしなーんにも知らないでグーピーグーピー眠っていたのよ。 「フーちゃんはすごい心臓のもちぬしなんだわ、驚くってことないもんねー」と、うちんちのお母さんは言... 続きを読む



『今年も恵方巻を食べました』

 今年の恵方巻はセブンイレブンに予約しておきましたので、中太巻きひとり1本という事で、Tさんとわが家のリビングで食べました。 「今年は南南東に向いて食べるのよ」とTさん、「フーン、それならあっちにだわ... 続きを読む

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