わたし郡司フーちゃん

あのね、わたしって家の中ではとてもやんちゃ、自由を愛するフーちゃんなのよ。 わたしのハウスは4か所もあって、そのどこでひっくり返って居てもうちんちのお母さんは許してくれるのよ。 だから気ままにあっちへ... 続きを読む



『今度は高田の馬場方面から歩いてみました』

 高田馬場駅近くの日本点字図書館に用事があって出かけました、そして大きな荷物をリックで背負ってガイドヘルパーKさんにたずねました。 「ここから、先日の肥後細川庭園までどれくらいあるかしら?」 「そうで... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

 あのね、先日うちんちのお母さんのおなかが突然痛くなったんだよ、本当に突然だったみたいよ。 そうしたらお母さんの顔から脂汗が、そして顔も青くなって、わたしとても、とても心配したんだよ。 お母さんの判断... 続きを読む



『私、いよいよ後期高齢者仲間入りです。』

日本の国をかけての第2次世界戦争、その敗戦色濃い75年前の夏の始まりのころ、体重が少なく予定日より早くに、やや未熟児で、ホヤホヤ赤ちゃんで生まれた私も、この7月、誕生日で75歳、後期高齢者仲間入りです... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

 あのね、うちんちのお母さんが朝ニュースペーパーを見ていつもため息をつきながらぼやくのね。 「ああ、どうして日本の若者は自分に負けない、自分と戦う、そういう気持ちになれないのかしら、どうして自分の欲望... 続きを読む



『アセダクダクのテクテク遠足でした』

 6月の最終土曜日、私たちのテクテク遠足は地下鉄江戸川橋駅から地上に出て、まず私の大好きなお店『関口パン屋』さんに立ち寄りました、このお店はフランスパンがおいしいのです。 このパン屋さんは創業100年... 続きを読む



わたし郡司フーちゃん

あのね、7月はうちんちのお母さんの誕生月なんだよ、6月は私の誕生月だったんだけれどね。 「フーちゃん、7月生まれの女はね、『ふづきの女』っていうのよ」ってお母さんがおしえてくれたよ。 「それだったらね... 続きを読む

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