『テクテク遠足はおばさんの原宿、巣鴨でした』

 日差しが急に春めいてきた日、私たちは数年ぶりにおばさんの原宿、巣鴨商店街に出かけました。
赤いパンツがブームになったのは、かれこれ10年ほど前だったでしょうか。
あのころと商店街は雰囲気がガラリと代わって、今はこじゃれたお店が並んでいました。
各地のアンテナショップ集合店のような所に入って、まず目についたのは《クジラもち》でした。
「えー、どこが鯨なの?」って、思わず足を留めます。
形と上の表面が鯨に似せているからだってことで、中に鯨肉が入っているって事ではなさそうです。
次に目が留まったのは《塩納豆》です、これは発酵食品、それに私の大好きネバネバ食品です、あったかなごはんにおいしいかなーと、まずは買い求めました。
それから「すりごま、黄な粉》も買ったのです、これは牛乳をすこし入れてスプーンでしゃくって朝のデザート用です。
ランチはあっちこっちとお店の玄関に掲げてあるメニューとお値段で、《鮪ほほ肉丼セット》」にしました鮪の油がお醤油にピッタリマッチングで、お値段は1300円、とてもおいしかったです。
ガイドヘルパーのKさんが、「心のとげをぬきたいわ」と言うので、「ここで待っているから、いってらっしゃい。」と言ったんだけれど、とても恥ずかしそうに、「じょうだんですよ。」って笑っていたけれど、意外に本当の事かなーと密かに思ったおばさん心でした。
【写真】鮪ほほ肉丼セット

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